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洞爺湖・・・というと

今日のニュースは洞爺湖サミットの大安売り。
世界中の問題を抱え込んで、在庫過剰の叩き売り。
地球温暖化。食糧危機。金融危機。石油高騰。インフレ。投機マネー。etc.

在庫過剰の問題は、なにもかにも、つまるところ金儲けに狂奔している奴等が元凶であることは確かである。
未来も環境も金儲けのためにはなんとも思わない我利我利亡者ども、ぶちのめしたい思いだが、所詮、犬の遠吠え。

在庫過剰の処分は、偉い方々にお任せしておくほかはない。ただしレッテルの貼りかえでごまかさないでほしい。洞爺湖にはうなぎはいない。

洞爺湖・・・というと。
1954年、洞爺丸海難事故。
敗戦からたった9年目。青函連絡船「洞爺丸」は1314名の人員を乗せて、昭和34年9月26日、折からの台風15号を避けて、港内に停泊しながら、波濤にあおられて転覆した。
1314人中たすかったのは169人。
当時タイタニック、サルターに次ぐ世界暦代3番目の大事故と言われた。

今日のニュースではどこも取り上げていないけれど、私のような古い人間は、こんな事を思い出した。
1954年、アメリカ行きともなれば、東京駅のホームで、バンザイ、バンザイと連呼して送られていた時代である。
昭和34年9月24日、私の隣のおじさんは、北海道へ出張。
「行って来るぞ」と勇んで出て行った。洞爺丸遭難事故に遭遇。そのまんま「あの世」へ行ってしまった。享年39歳。

葬儀に参列した。眼を赤くして立ちすくむ奥さんの膝にすがりついていた小学生の兄妹が、未だに眼に焼きついている。あの子達も、今や60歳の団塊世代の筈である。きっと大変な苦労をしたに違いない。葬儀に国鉄のお偉いさんも見えていたようだが、今と違って、格別な保障なぞありっこない。しかも自然災害とかいって。

人災。天災。なんと言おうとも、いつの時代でも、災難は突然にやってくる。
防災。自然保護。果ては地球温暖化防止政索。

われ等庶民は、日常の「小さなしわわせ」を祈るのみ。

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