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サイタ サイタ サクラ ガ サイタ

今は昔。小学校国語読本巻一の2頁と3頁の見開きに大きなカタカナ。
  サイタ 
  サイタ 
  サクラ 
     ガ 
    サイタ

私はhanasaka23花咲爺さん。つまり本年78歳の爺であるということだが、婆さんが重症の花粉症なので、お花見に久しく行っていなかった。
今年は早咲櫻に誘われて、10年振りに東京近郊の大宮公園へと、「おでまし」とあいなった。

ゴザしいて、まずは「花よりビール」。缶ビールをあおいで見上げる空は。
天気晴朗。青空をバックに満開の桜のピンクの絨緞。そうだ、これが「花曇」と言うのだな、と感じ入りつつ隣に眼をやると、お若いカップルが青いシートの上で、きちんと正座して向かい合っていた。
真ん中に手作りのお弁当、玉子焼きとソーセージ。昔も今も変わらない、まことに微笑ましき平和なシーン。なぜか、婆さんが、涙ぐんで見ていた。
「さまざまなこと想い出す櫻かな」

小学校国語読本巻一 4・5・6・7頁
  「コイ コイ シロ コイ」 
  「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」
  「オヒサマ アカイ アサヒガ アカイ」
  「ヒノマル ノ ハタ バンザイ バンザイ」

昭和12年、小学1年生の私のクラスの先生は間もなく「ヘイタイ ススメ バンザイ バンザイ 」と、出征していって、帰ってこなかった。

「散る桜、残る櫻も散る桜」
「櫻さき、散らされた跡に大鳥居」

櫻と人で大賑わいの大宮公園。その隣にある「埼玉護国神社」にお参りした。
人影はなく、鳥居の上に大きな櫻が一本、ひっそりと咲いていた。

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コメント

はじめまして。
小田嶋隆氏の日記のコメント欄経由で、こちらにお伺いしました。
小田嶋氏の新刊、楽しみです。
こちらの日記のエントリも、これから拝読させていただきたいと思います。
突然失礼しました。
それでは。

投稿 t-noza | 2008年4月12日 (土) 07時58分

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